「あぁ、またテーブルに書類が溜まってる…」
帰宅してとりあえず置いた郵便物、脱ぎっぱなしのマスク、どこに置くか決まっていない財布やスマホ。 賃貸だと「壁に棚をつけたいけど、穴は開けられないし…」と諦めるのが日常になっていませんか?
せっかく掃除をしても、テーブルの上にモノがあるだけで一気に「生活感」が出てしまい、掃除をするたびにモノをどかすのも地味にストレスですよね。
実は、100円ショップの「かもいフック」にひと工夫するだけでそのイライラは解消できます。
本記事では、100均アイテムだけで賃貸のデッドスペースを最強の収納に変える裏技DIYをご紹介します
今回のDIYまとめ
まずは、今回ご紹介する2つの収納アイデアのポイントをまとめました。
| 収納タイプ | 主な材料(100均) | 予算目安 | メリット |
| ①空中郵便受け | かもいフック、ウォールポケット | 220円〜 | 宛名別に仕分け可能。山積みを防止! |
| ②万能ワイヤーラック | かもいフック、ワイヤーネット、ワイヤーラック、ぶつかり防止クッション | 550円〜 | ラック形状を変えることでカスタマイズ自在。 |


そもそも「かもいフック」って何?
DIYの主役となる「かもいフック(鴨居フック)」は、ドア枠や窓枠、和室の鴨居などの凸部に挟み込んで固定する便利アイテムです。
- 工具不要: ネジを締めるだけで設置完了。
- 賃貸OK: 穴を開けないから、退去時も安心。
- 移動が楽: 外した跡が残らず、場所の変更も一瞬。
おすすめラインナップ
- ダイソー: 「はさんでガッチリ止まるフック」(耐荷重2kg)
- セリア: 「どこでもフック 上止め」(耐荷重1.5kg)
- 共通: 「縦にも横にもはさめるかもいフック」(耐荷重1kg)



※セリアにも有

実践レポ①:家族の郵便物が迷子にならない!「空中郵便受け」

ついつい溜まる郵便物。テーブルの上で「書類の山」になっていませんか? 誰宛てか探す手間も、掃除の邪魔になるストレスも、「浮かせる収納」で一気に解決します。
【必要なもの】
- 縦にも横にもはさめるかもいフック
- ウォールポケット


【作り方】
- ドア枠にかもいフックを取り付ける。
- ウォールポケットを吊り下げる。
これだけで完成!ウォールポケットを複数連結すれば、使い道はさらに広がります。
- 家族ごとに分ける: パパ、ママ、子供それぞれの専用ポストに
- 種類で分ける: 「請求書」「学校の手紙」「不在票」などジャンル別に
宛先ごとに定位置が決まるので、大事な郵便物が迷子になる心配もありません。1ポケットに10通ほど収納できるので、溜まりがちな郵便物もしっかり受け止めてくれます。
ただし、A4紙を折らずに入れるような大きいサイズの封筒は収納できません。

開き戸タイプのお家なら「ドアフック」を! 鴨居(かもい)や枠に「はさめる凸部」がない開き戸の場合は、かもいフックの代わりに「ドアフック」を選びましょう。
下の写真のように、ドアの上端に引っ掛けるだけでOK。かもいフックと同じ感覚で、ウォールポケットを吊り下げることができます。こちらもダイソー、セリアなど100円均で購入可能です。「うちは枠がないから…」と諦める前に、ぜひ試してみてください。

実践レポ②:小物もスッキリ!「水平ワイヤーラック」

「ここに収納棚があったら便利なのに…」を、100均アイテムだけでDIY。窓枠などのデッドスペースを活用して、機能的な空中収納を実現します。
【必要なもの】

| アイテム | 購入店 | 選び方のポイント |
| かもいフック | ダイソー、セリア | ダイソーの「はさんでガッチリ止まるフック」が耐荷重2kgあり、強度が高くおすすめ。 |
| ワイヤーネット | ダイソー、セリア | 設置したい場所のスペースに合わせてサイズを選択。 |
| ワイヤーラック | ダイソー、セリア | 設置したい場所のスペースに合わせてサイズを選択。 |
| ぶつかり防止クッション | ダイソー | ダイソーの品がカットしやすくサイズ調整が容易。 |
| 養生テープ | ダイソー、セリア | 家にある物でもOK。 |
| 両面テープ(または接着剤) | ダイソー、セリア | 家にある物でもOK。 |
今回は縦長タイプのワイヤーネットとラックをセレクトしました。ラップや調味料などの背が高いアイテムも、深さのあるラックなら倒れる心配がなく、安定して収納できるからです。
作り方1. かもいフックとワイヤーネットの設置
まずは窓枠など、取り付けたい位置にかもいフックをしっかり固定し、ワイヤーネットを吊るします。

作り方2. 支柱を作成する【重要】
ここで、この記事一番のポイントをご紹介します。ワイヤーネットが斜めになるのを防ぐために、ぶつかり防止クッションを支柱(スペーサー)として活用します。
下の画像のように支柱が無いと傾いてしまい、物が落ちる可能性があります。


なぜ「ぶつかり防止クッション」なの?
わざわざこの素材を選ぶのには、2つの理由があります。
・壁を傷つけない: クッション性があり賃貸の壁紙を傷めず、色移りの心配もほとんどありません。
・加工がラク: カッター一本で、誰でも数秒でサイズ調整が可能です。
家に余っている「メラミンスポンジ」や「ラップの芯」でも代用可能です。ただし、加工がしにくかったり、丁度良いサイズが無かったりするため「ぶつかり防止クッション」がベストです。
- 隙間の長さを測る: ネットを掛けた状態で、壁からネットまでの距離を測り支柱に切断用の印を付けます。
- カットする: 支柱を印に沿って切ります。
- 「縦半分」に割り両面テープを貼る: もともとΩ(オメガ)型をしているので、縦に真っ二つに切ると、いびつな「S字」型となります。これに両面テープを貼ります。



- ワイヤーネット最下段のマスに、養生テープを2周ほど巻いて支柱を張り付ける土台とします。
- カットした支柱(ぶつかり防止クッション)を養生テープの上に接着します。


作り方5.仕上げ
ネットが壁と平行になったら、ラックを取り付けて完成!

知っておきたい「耐荷重」と安全に使うコツ
便利な空中収納ですが、安全に使い続けるために「重さ」のルールを確認しておきましょう。
載せる重さは「フック1個分」を目安に
今回は耐荷重2kgのフックを2個使用していますが、載せる総重量は2kg未満に抑えるのがベストです。 左右均等に重さがかかるとは限らないため、片方のフックに負担が集中しても耐えられる「フック1個分の耐荷重」を基準にすると、グッと安全性が高まります。
「2ℓペットボトル」より軽いかチェック
「何キロと言われてもピンとこない」という方は、設置後にワイヤーネットを軽く持ち上げてみてください。2ℓのペットボトルより軽い感覚であれば、おおむね安心です。
写真の例では、キッチン小物と調味料ストックを収納して合計1.55kgでした。見た目以上に余裕がありますが、この「少し余裕がある状態」をキープするのが長持ちの秘訣です。


長く安全に使うための「設置後のチェックポイント」
- 定期的な増し締め: 湿気でフックが滑りやすくなることがあるため、時々ネジが緩んでいないか確認しましょう。
- 置くものを選ぶ: 万が一の落下に備え、ガラス瓶や重い電化製品など「壊れやすいもの・危険なもの」は置かないのが鉄則です。
応用事例:組み合わせ次第で目的に合った収納が可能

パパ用の洗面用品やインナー類は上段(ワイヤーラック)に、子ども服は下段(フック付きかご)に収納しています。パパ用品は取り出しやすさを重視して浅皿タイプのラックを使用。子ども服は、セリアで購入した「ミエル フック」をワイヤーネットにかけて収納しています。

すぐに使う小物類を収納しています。深さ6cm以上のラックを使用しているため物が落ちにくく、腰より上の高さに設置しているので、屈まずスムーズに取り出せます。
まとめ:浮かせる収納で掃除のストレスゼロへ
床やテーブルに物が置かれていないだけで、日常の掃除が驚くほどスムーズになります。
- 早い: 10分もあれば完成。
- 安い: 数百円で収納力が格段にアップ。
- 楽々: 不要になったら跡形もなく撤去可能。
賃貸の限られたスペースにお悩みの方は、ぜひ100円ショップへ足を運んでみてください!

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