【実録】賃貸のスマホ電波が繋がらない…?ドコモのレピーターを設置したら、通信環境が改善した話

暮らし

せっかくの新生活、なのにスマホがつながらない…。

私自身、引っ越し先で電波が入らず、家の中を彷徨いながら電波探しをする羽目になりました。

そこでたどり着いたのが工事不要でコンセントに挿すだけで電波改善ができる「ドコモレピータ」。導入後は完璧ではないものの、十分使えるレベルまで改善した実体験をお伝えします。

【比較表】レピーター設置で電波はどこまで変わる?

我が家での設置前後の変化をまとめます。

設置前はLINE通話が頻繁に途切れ、ウェブ検索やサイト閲覧も「つながればラッキー」と感じるほど不安定な状態でした。

しかしレピーター設置後は、YouTubeの動画視聴程度であれば問題なく楽しめるまで改善

通信範囲は体感で6畳1部屋+αと限られますが、総合的には満足できる結果となりました。

レピーター設置前後の比較(距離4m以内)

項目設置前設置後快適度
通話(通常)△~〇ストレスなし
LINE通話×~△通話が途切れない
ウェブ検索×~△スムーズに開く
YouTube×~△△~〇画質にもよるが、視聴はスムーズ
SNS閲覧×~△画像もスムーズ
SNS投稿×画像はOK、動画は厳しい
※レピーターから離れるほど、通信速度は設置前の状態に近づきます。

〇(快適): ストレスフリー
△(普通): 少し待てば繋がる
×(無理): 使うのを諦めるレベル

ちなみに、設置前後で通信速度を測定したところ、
設置前は3.29Mbps、設置後は28.73Mbps まで改善し、動画視聴がスムーズになりました。

出典:みんなのネット回線速度(みんそく)

測定条件
 機種:AQUOS sense8
 測定距離:レピーターから2m
 時間:午前8時(休日)

(AI要約)
ネット検索やSNS、軽い動画視聴を組み合わせた一般的な使い方であれば、通信速度は10Mbps前後を目安にすると安心とされています。


なぜ家の電波が悪くなるのか?(主な3つの原因)

「自宅の電波は問題ないはず」と思っていても、意外な理由で電波が遮られていることがあります。
これから引っ越しを考えている方は、以下の3つのポイントをあらかじめ意識しておくと安心です。


① 鉄筋コンクリートや金属製外壁の建物

鉄筋コンクリート造や、金属製外壁(ガルバリウム鋼板など)の建物は、金属が電波を反射・遮断しやすいため、屋内で電波が弱くなりやすい傾向があります。

また、Low-Eガラス(断熱ガラス)の窓も、断熱性能を高めるために金属膜がコーティングされており、これが電波を通しにくくする要因のひとつになります。


② 基地局からの距離

スマホの電波は、基地局からの距離が遠くなるほど弱くなります。
さらに、基地局と自宅の間に山や建物などの障害物があると、電波が遮られ、通信が不安定になることがあります。


③ 地形の影響

谷間にある場所や、周囲を高い建物に囲まれているエリアでは、電波が届きにくくなる場合があります。
このような環境では、屋外では問題なく使えても、屋内に入ると一気に電波が弱くなるケースも少なくありません。


我が家のケース

我が家の賃貸は、屋外の電波自体は良好でしたが、

  • 外壁はガルバリウム鋼板
  • 窓はLow-Eペアガラス

という、電波を遮断しやすい条件がそろった建物でした。
そのため室内では、窓際に寄ってようやく通信できるかどうか、というかなり厳しい状況でした。


内見時におすすめのチェック方法

賃貸の内見では、窓やドアを閉めた状態でスマホを使ってみるのがおすすめです。
ウェブ検索やSNSを実際に試し、屋内での電波状況を事前に確認しておくと、入居後の「思っていたのと違う…」を防げます。


レピーターとは? 

窓際まで届く微弱な電波を増幅し、室内へ拡散するのがレピーターです。

我が家では家族にahamo利用者がいるため、ドコモからレンタルしました。費用は送料・レンタル料ともに無料でしたが、貸出は電波状況次第となる点には注意が必要です。

参考までに、レピーターを貸し出しているキャリアを下表にまとめました。

各キャリアの対応状況(2025年12月時点)

キャリア主な装置名機器料金対象ユーザー
ドコモドコモレピータ無料ドコモ、ahamo契約者
auauレピーター無料
※設置費用は有料
au、UQ、povo契約者
ソフトバンクホームアンテナ3無料ソフトバンク、ワイモバ、LINEMO契約者
※光回線がある人向けの「フェムトセル」という機器もありますが、今回は回線不要のレピーターのみ紹介

【実録】レピーター導入までの流れと「設置のコツ」

申し込んで届いたら終わりではありません。「どこに置くか」が全てです。

申し込み前に試すべきこと

まずは、使用しているスマートフォン自体に問題がないか、屋外では電波をしっかり受信できているかを確認しましょう。
家のすぐ外では通信できるのに、家の中に入るとつながりにくくなる場合は、レピーターで改善できる可能性が高い症状です。

確認ポイントは以下の通りです。

  • スマートフォンの再起動、機内モードのON/OFF
  • 屋内の各部屋で電波状況をチェック
    (窓際・部屋の中央・四隅で、通話、Web検索、SNSなどを試す)
  • 家の外周でも電波状況をチェック
    (通話、Web検索、SNSなどを試す)

レピーター申し込み

ドコモでは、ホームページ上の「電波のお困りごと窓口」からメールで問い合わせができます。

問い合わせ時には、住所や電波状況などの情報を伝えます。

後日ドコモから返答があり、電波改善の方法として レピーターの提案 を受けました。

申し込むと、1週間ほどで自宅に発送される仕組みです。

本体情報

実際に測ってみると、本体サイズは幅16cm × 高さ21cm × 奥行き9cmほど。

電源は100Vコンセントを使用します。

前面には5段階表示のLEVELランプがあり、電波の強さをひと目で確認可能。
体感的には、0~1は不安定、2~3はギリギリ通常利用可、4~5で快適といった印象です。

ドコモレピータ本体

最短で「最強の電波」を掴むための設置テクニック

ドコモレピータには詳細なマニュアルが付属していますが、実際に設置してみて分かった「最速でベストポジションを見つけるコツ」をまとめます。

1. 「10cmの差」が明暗を分ける

レピータは非常に繊細です。窓際でわずか10㎝場所をずらすだけで、LEVELランプ(電波強度)が劇的に変わることがあります。

数値をメモする: 「ここはLEVEL 2」「ここは3」と付箋を貼ったりメモしたりしておくと、迷子にならずに済みます。

効率的な探し方: まずは窓の「左端・中央・右端」の3点で計測し、一番反応が良いエリアに当たりをつけます。その後、その周辺を数センチずつ動かして微調整するのが最短ルートです。

我が家の電波最強スポット LEVELランプ4前後
最強スポットから10㎝ほどズレた場所 LEVELランプ2

使ってみて分かった「メリット・デメリット」

良かった点(メリット)

  • 固定費0円
    光回線を引かずに済むので節約になる。光回線月額4,000円とすると年間48,000円も節約になります。
  • 格安SIMでも効果は期待できる
    回線が同じであれば格安SIMでもレピーターの恩恵を受けられます。我が家の場合、ドコモ回線の格安SIMとahamoの両方を使っていましたが、どちらも通信状況が改善しました。

注意しておきたいポイント(デメリット)

  • 2人同時使用は厳しい
    例えば、誰かがInstagramや動画など回線に負荷がかかりやすいコンテンツを利用すると、もう一人の通信が遅く感じられる場面がありました。
  • 有効範囲は限られる
    6畳ほどの部屋+αが限界で、家全体をカバーするのは難しいです。
  • 設置場所の制約がある
    レピーターは、熱や湿気、直射日光を避けつつ電波の入りやすい場所に置くのが理想ですが、完璧な設置条件を満たすことは少なく、100点満点の配置はなかなか難しいです。

まとめ:自宅電波が弱くて困っているときの選択肢のひとつ

こんな人におすすめです。

  • 3大キャリアやサブブランド(ahamoなど)を使っている
  • スマホ自体には問題がなく、家のすぐ外では繋がるのに、屋内で電波が弱い
  • ネットはウェブ検索やSNS、たまに動画を見る程度
  • 固定費は増やしたくない、節約志向

「電波が悪いから光回線を引かなきゃ…」と諦める前に、まずは 無料で試せるレピーター を検討してみるのも手です。環境によって効果は変わりますが、気軽に試せるのが大きなポイント

固定費を増やさず、屋内の電波環境を改善するための第一歩として、試してみる価値があります。

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